Photo Mirage

- 光の幻影 -

飛翔 - 花宴鳥艶 #006 -

飛翔
カメラを変える事で、見える世界が広がる事もある。
コンマ1秒の決定的な瞬間を捉えられなければ写せない世界がある。
高倍率レンズのズームをテレ端いっぱいに伸ばし、秒間10コマのシャッターを切り続ける。
そこに残されたのは、獲物を狙う一瞬の気迫だった。

撮影機材:α55 + DT 18-250mm F3.5-6.3

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創像 - 花宴鳥艶 #005 -

創像
またもや人の理解を超える鳥に遭遇。鳥の名はオオオニハシ。
こんな玩具のような鳥を誰が創造し得ようか。
ただの置物なのかと手を伸ばしてみたら、ゆっくりとこちらを向いた。
『ボクは本物の鳥だよ。』…そう言われた気がした。

撮影機材:α55 + DT 18-250mm F3.5-6.3

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華憐 - 花宴鳥艶 #004 -

華憐
鳥達が集う池に咲く、一輪の蓮の花。
凛とした姿を陽光に高く掲げ、その存在を主張する。
その美しさは、色とりどりの鳥達に負けじと踏ん張っているかのようだ。
どうやらその主張は、見る人々へ見事に届いていたようだった。

撮影機材:α55 + DT 18-250mm F3.5-6.3

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極彩 - 花宴鳥艶 #003 -

極彩
鳥の名前はキンムネオナガトリムク。
もしこの鳥を見た事が無い人に色を塗ってくれと頼んだら、
果たしてこんな色で塗り分けただろうか。
自然の凄さを垣間見る生き物だ。

撮影機材:α55 + DT 18-250mm F3.5-6.3

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相愛 - 花宴鳥艶 #002 -

相愛
たくさんの鳥達が飛び交うその中で、ひっそりと寄り添う2羽のインコが居た。
まるで愛撫するかのようにお互いの毛繕いをする様子に、大人気なく少し嫉妬した。
暖かで外敵も無く、食べ物にも困らない人工の楽園。
そこで彼等は愛を育む。誰にも邪魔されずに。

撮影機材:α55 + DT 18-250mm F3.5-6.3

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静視 - 花宴鳥艶 #001 -

静視
ミミズクは殆ど動かない。
じっとこちらを見つめたまま、まるで彫像のように静止している。
カメラのファインダー越しに、その視線が少し怖くなった。
シャッターを切り、そっとカメラから目を外しても、まだこちらを睨んでいた。

撮影機材:α55 + DT 18-250mm F3.5-6.3

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隣人 - 生命探訪 #003 -

隣人
チンパンジーと人のDNAには、約1.7%の違いしか無いのだという。
たったそれだけの違いが、ガラスの檻のこちら側と向こう側に分けている。
その隣人達は、木の上から何を想い人を見下ろすのか。
案外、観察されているのは人間の方かもしれない。

撮影機材:α300 + DT 18-250mm F3.5-6.3

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藹藹 - 生命探訪 #002 -

藹藹
長く影を延ばす冬の夕焼けの中、アカカワイノシシが2匹並んで眠っている。
寒い風など気にもせず、仲良く体を寄せながらすやすやと気持ち良さそうに。
彼等はどんな夢を見ているんだろう。
時々ぴくぴくと動く耳を見ながら、その夢の中身が気になった。

撮影機材:α300 + DT 18-250mm F3.5-6.3

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眼光 - 生命探訪 #001 -

眼光
その鳥の名は、シロミミキジ。
遥か遠く、チベットの山奥から連れて来られたのか。それとも、この動物園生まれなのか。
…まあ、どちらでも同じ事か。
狭い格子の向こう側から覗かせる鋭い視線には、野生の色は宿っているのだから。

撮影機材:α300 + DT 18-250mm F3.5-6.3

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春巡 - 桜香十篇 #010 -

春巡
『嗚呼、桜の季節か…』並木を遠目に眺めながら、そこでためらう人も居る。
別に桜なんて。毎年咲くじゃないか。わざわざ見に行かなくても…。
だけど、それは違う。毎年咲くからこそ、毎年見に行こう。
春は巡る。人の営みも巡る。巡る季節が、きっと幸せを運んで来てくれる。

撮影機材:α300 + DT 18-250mm F3.5-6.3

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<2013年2月3日>
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